情報の集約⇒社内活用⇒外部活用の3ステップで生産性/競争力強化
企業では文書やコンテンツ、取引先情報、顧客の声など、様々な情報を使って業務処理を進めているが、こうした情報は担当者や部署、システムごとに分断されて保管・管理されているケースが多数。そのことが原因で下記のような課題が生まれている。
●各部門・個人で情報が分散しており、必要な時に情報の「置き場所」が分からず、蓄積された有益な情報や知見を眠らせている
●ERPや業務システムを導入していても、必要な関連情報を探すのに時間がかかり、処理がスピードアップしない
●地理的または時差の問題により、海外拠点・遠隔地との情報共有がうまく進んでいない
●顧客や社外取引先への情報提供がタイムリーかつ適切に行えない
●モバイルやソーシャルなど新たな要件への対応に遅れている
●企業が扱うデータ量は膨大に。ビッグデータ解析が注目されているが、社内に情報が散在している状況では対応できない
●災害や情報漏洩などの重大なリスクに備えているか
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こうした課題は情報活用の3ステップ【(1)集約⇒(2)社内活用⇒(3)外部活用】で解決。
実際、情報の集約さえできていない企業が多数。オープンテキストのアンケート調査では以下の結果が出ている。
●回答者の約61%※が、企業コンテンツが適切に管理されていない環境では、組織のナレッジが大きな悪影響を受けている
●個々の文書や電子メールの添付ファイルを1回のみの保存にすることで、構造化されていない企業コンテンツや電子メールの専用サーバの規模が1/3~1/2※に削減
●コラボレーティブかつ広範なアクセスを実現するチームサイト環境を持つことで、期間とコストの観点から、プロジェクト進捗が平均23%向上※
※2011年3月 AIIM/オープンテキスト共同調査
そこで共通のプラットフォームに情報を集め、社内だけでなく、顧客やパートナー企業へも最適かつセキュアに情報活用の輪を拡大できる仕組み、OpenText ECM Suiteを利用した情報活用の3ステップを紹介しよう。
Step 1 |
【集約】 個別管理された情報やシステムを集約し、検索性を向上 |
【様々な課題】
・情報がどこにあるか分からない
・システムが分散しているため、検索できない
・どのファイルが最新版か分からない。同じコンテンツも分散して保存されている
・各部署や担当者が個別でフォルダ等を作成・管理しているため、管理体系が機能しない
・アクセスログなどがファイル・プロセス単位で把握できない
・複数に分散されたシステムへの災害・BCP対策には、膨大なコストと時間がかかる
Step 2 |
【社内活用】 ソーシャル機能で双方向の情報共有・活用を促進 |
【様々な課題】
・電子メールのみの情報共有では、個人のメールボックスによる情報管理になるため、情報が一方通行かつ共有できない。過去の情報の検索が困難なため、社内ノウハウなどの管理には向かない
・メールに添付された文書や情報は、送付されないケースもあるため、最新版・最終版に対する共通認識が難しい
・専門的な質問を誰に聞けばいいか分からない。回答がなかなか導き出せない
・ソーシャル機能は活用したいが、コミュニケーションの仕組みを大きく変えるのは抵抗がある
Step 3 |
【外部活用】 取引先、パートナーとのコラボレーション基盤に |
【社内ユーザの声】
・問い合わせ対応に多くの時間が割かれるため、もっと効率化できる方法はないのか
・顧客や社外取引先への情報提供が適切に行えず、場合によってクレームの要因に
・顧客の声を効率的に吸い上げたい
【外部パートナーの声】
・最新資料が今すぐほしい。メール等で問い合わせて資料提供を待っていると時間がかかる
・他社の活用方法や生の声を聞きたい
特長1 |
情報統合基盤のアーキテクチャ |
OpenText ECM Suiteは、企業における文書や知見、企業内のノウハウの統制管理・共有・活用を促進するECM(エンタープライズコンテンツ管理)ソリューション。社内だけでなく、社外の取引先や顧客との情報共有基盤にも活用でき、多彩なシーンで業務効率化及びリスク管理が可能。
■部門間、システム間の情報の断層を埋める
文書やコンテンツ、取引先からの情報、顧客の声などを集約し一元管理するとともに、従来切り離されて管理されているERPや業務システムのデータと関連コンテンツをビジネスプロセスの流れに沿った形で紐づけ管理し、情報の網羅性を確保。部門間、システム間での情報分断を解決する。
■ニーズに合わせて適用範囲を拡張できる基盤
文書・コンテンツ管理基盤としてだけでなく、コミュニケーション基盤、コラボレーション基盤への展開が可能なため、投資効果を最大化。ソーシャル機能やモバイル対応、マルチ言語対応といった各種機能を装備。
特長2 |
ソーシャル・モバイル・クラウド活用でコミュニケーションを促進 |
OpenText ECM Suiteは、モバイルやソーシャル、クラウドなどの仕組みに対応しているので、利用シーンに応じたコンテンツ活用が選択可能。
■ソーシャル機能が情報検索・活用の精度を更に高める
簡単なブログやつぶやきによる情報発信やフォーラムなどのディスカッションによるノウハウの蓄積で、インタラクティブな情報のコミュニケーションを促進。ソーシャル機能により、ファイルや各コンテンツに対するコメントや人の検索、人からの評価による品質向上など、付加情報、付加価値を加えることにより、更に情報の検索精度が向上。探しやすい、活用しやすい情報へと進化させることで業務効率を大幅に改善。メールを介してもフォーラムに投稿できるので、普段の使い方の延長で自然と知見を蓄積できる。
■モバイル活用でワークスタイル変革と効率性アップ
場所や時間を問わずに、モバイルから必要な文書やコンテンツの確認、ワークフローの承認、ソーシャル機能を使った情報発信も行える。発信された内容は、すべて記録・管理することが可能。
特長3 |
顧客や取引先のコミュニケーションを円滑にし、満足度向上に寄与 |
OpenText ECM Suiteは、顧客や取引先、パートナーといった社外の相手との情報活用にも利用可能。
■取引先、パートナーとのコラボレーション基盤として
社内で作成/承認された情報コンテンツをWebサイトや社外ポータルなどを経由して顧客やパートナー企業、取引先、仕入先などに提供できるシームレスな仕組みを提供。社外からの評価やコメントも吸い上げ、社内の業務改善が可能。
■顧客満足度の向上とコスト削減
オープンテキストが提供するStreamServe Persuasion(ストリームサーブ・パースウェーション)との連携で、業務システムや各種ソースから、取引先やパートナーごとにパーソナライズされた情報をダイナミックに配信可能。配信相手に適したメッセージや画像・グラフによる視認性の高いコンテンツを組み合わせることができ、開封率の高い情報に付加価値を付けることでカスタマエクスペリエンスを向上。複数の通知/レター等を集約して作成・配布コストも削減。
OpenText ECM Suiteの活用例を詳しく紹介した資料を公開!
今回の記事で、OpenText ECM Suiteで情報活用の3ステップを実現することをお分かりいただけただろう。 |
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